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インターネット常設展示「島根大学の履歴書」

1-2.山陰にも降りつもったアカホヤ火山灰


 今から約7300年前頃、南九州の沖、薩摩硫黄島付近にある火山が、大噴火をおこしました。この噴火による土石流は南九州をのみこみ、この地の縄文文化を壊滅させたと考えられています。

 このアカホヤ火山灰が、遠く離れた山陰地域・島大構内の中でも発見されています。

 アカホヤ火山灰は、約2〜3cmの厚さで、水辺にたまった状態で見つかりました。

 当時の人々は、どのような思いで、降り積もる白い灰を見つめていたのでしょうか? 



白い帯状のものがアカホヤ火山灰
島根大学構内遺跡第1次調査・1994年
(橋縄手地区:現第2体育館)

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