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インターネット常設展示「島根大学の履歴書」
5-2.墨書土器(ぼくしょどき)を読む


 右の写真は、須恵器の皿(平安時代)の底を上から見たものです。

 よく見ると、中央に達筆な「久」の文字が書かれています。

 墨の文字が書かれた、このような土器のことを墨書土器と呼んでいます。持ち主の名前や施設・官職に関わる文字などがありますが、意味不明のものも多くみられます。

 「久」とは、一体、何を意味しているのでしょうか?

 大学付近では、タテチョウ遺跡からも、「驛」と書かれた、奈良時代の墨書土器が出土しています。


墨書土器(須恵器・平安時代)
第10次調査(正門付近)出土


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