HOMEインターネット展示室インターネット企画展示2 「ラオスの伝統工芸展」
2.ラオスの歴史

 1.ラオスの国土・地理
 2.ラオスの歴史
 3.ラオスの生活
 4.ラオスの工芸品

1.先史時代:ジャール平原の石壺(北東部シェンクワーン県)

 地元では巨人の酒壺と伝えられている。発掘調査によって、石をくり抜いて作った鉄器時代の墓であることが分かった。


2.11〜12世紀頃:世界遺産ワット・プー(南部チャンパーサック県)




 ワット(=寺)・プー(=山)は、アンコール帝国の大石造寺院。カンボジアのアンコール・ワットとほぼ同時期の12世紀頃には完成していたと考えられている。

 周囲には、メコン川が流れ、先アンコール期の古代都市遺跡が眠っている。



3.ラーンサーン王国〜三国分裂の時代
1353年   統一王朝ラーンサーン王国が建国される。
1707年〜 ルアンパバーン王国、ヴィエンチャン王国、チャンパーサック王国の三国に分裂。

ラーンサーン王国の王宮

(北部ルアンパバーン県)

1909年、シサワンウォン王と家族の住居として建てられた。



4.フランス植民地〜独立〜現在

1893年     フランス領インドシナ連邦に編入。

1945年     第二次世界大戦で日本が占領。

1949年     フランス連合ラオス王国として名目上独立。

1953年10月  仏・ラオス条約により完全独立。独立後、内戦が続く。

1960〜1975年 ベトナム戦争

1975年12月  ラオス人民民主共和国が成立。

1997年     東南アジア諸国連合(AEAN)に加盟。

ベトナム戦争のボール爆弾残骸

(北東部シェンクワーン県)

ベトナム戦争の際、ラオスには、約300万トンの爆弾が落とされたといわれている。現在も不発弾の被害があとをたたない。


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