HOMEインターネット展示室インターネット企画展示2 「ラオスの伝統工芸展」
4.ラオスの工芸品

 1.ラオスの国土・地理
 2.ラオスの歴史
 3.ラオスの生活
 4.ラオスの工芸品

1.手織物

 ラオスの手織物は、デザイン、色合いなどが斬新で、「織物の宝石」と呼ばれている。近年は、世界でも人気を集めている。

 こうした手織物は、伝統を受けついだ女性たちによって、丁寧に織りこまれたものである。

 デザインは、民族によって異なり、幾何学模様、動物模様などからなる。

 これらは、“シン”と呼ばれる巻きスカート、毛布、垂れ幕などに用いられている。ラオスに訪れると、シンを着用した女性に日常的に出会うことがきる。






北部少数民族のバッグ

シルクの手織物

ラオス女性の民族衣装「シン」



2.竹製品

 ラオスでは、建物や工芸品に竹が多く利用されている。農村にある建物の壁の一部や天井は、竹を編んで作られている。

 工芸品では、ご飯を入れる“ティップカオ”が、市場などでよく売られている。

 また、ラオスの笙(しょう)“ケーン”という伝統楽器も竹を利用したものである。ケーンは、ラオスを代表する楽器で、やわらかい竹の響きは、日本人にとってもなじみやすい。




竹で編んだテーブル「パカオ」

ご飯を入れるティップカオとラオス笙ケーン


3.銀製品
 細かな細工が施された銀製のピアスやネックレスなどもお土産物として売られています。

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