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写真でみる島根大学の歴史
医は仁術なり〜医科大学物語〜


森鴎外博士や永井隆博士など,島根県は著名な医学者を輩出してきた地域である。

この島根の地に,昭和50年10月,新しい医学教育機関が設置された。
国立島根医科大学,現在の島根大学医学部の前身にあたる。


設置から30年以上がたった現在,地域に根ざした医学教育機関・島根医大〜島根大学医学部は,
全国一,高齢化・過疎化が進み,医師不足に悩ませされている島根県にとって,なくてはならない存在となっている。

T 島根県に医科大学を U 島根医科大学の教育と医療

昭和40年代、「すべての県に医学教育機関を」という要望が、全国的に高まるなか、島根県でも設置運動が始まった。
当初は、松江市の国立島根大学に医学部を設置する構想があったが、
政府の方針などを踏まえて、出雲市に新たな単科大学として誘致することになった。


昭和50年10月、島根県や出雲市、県民の熱意がみのり、
ついに現在の島根大学出雲キャンパスに、国立島根医科大学の設置が決定された。


医科大学誘致運動の看板(出雲市駅前)

建設中の研究棟

研究棟(昭和52年11〜12月竣工)

建設中の附属病院

本部棟・附属病院棟(昭和53年12月竣工)

キャンパス全景